武蔵野中学校の「考える卓球」より  第2回その3

今日も前回に引き続きジュニア卓球マガジンのvol.8号に新しく連載された
、武蔵野中学校卓球部監督太田康仁先生の考える卓球第二回目をお伝えさ
せていただきます。

【中間のサーブの場合】の戦術解説です。

台から出るか出ないかの『中間のサーブ』は、打球するのがいちばん難しいといえます。

と言うのも、スイングの時に台のエッジにラケットが当たってしまうのです。

この恐怖心から強くスイングできない選手もいます。

とは言え、突っつきやストップで返球したら敵陣までの距離があるため、
返球が浮いてしまい相手に3球目攻撃を決められてしまいます。

そこで、大事なのがスイング軌道です。

コースについて相手を動かし体制を崩します。

そして、基本的に相手は動いて打球した場合、クロスに返球してくる可能性が高いです。

フォア側に打ったら相手もフォア側に返球してきます。

バック側に打ったら、バック側に返球してくるということです。

スイング軌道に注意し相手の立っていないコースを突く。

相手を動かしクロスの返球を誘って4球目を強打する。

このパターンが『中間のサーブ』が来た場合の『レシーブ+4球目攻撃』です!

『戦術パターン』解説その2

中間のサーブが来たら、ドライブなどで上回転を与え相手の立っていないコ
ースへ返球しましょう!

中間サーブのレシーブは、スイング時にラケットが台に当たる可能性がある
のでポイントとなるのは台にラケットを当てず、レシーブの2球目をしっかりと打球すること。

そして、相手が立っていない場所に返球し、相手を動かすことです。

相手を動かせば相手の体制は崩れる可能性があります。

さらに、動かして打たせた場合、相手はクロスに返球する傾向があるのでク
ロス返球を待って4球目に強打できるのです。

なお、4球目も相手が立っていないコースをつくことが大切です。

6球目も3球目→4球目と同様の展開に持っていけるからです。

『ラケットを台に当てずに振り抜けるスイング軌道』

前ではなく上に向かってスイングすることがポイントです。

ただ真上にスイングすれば当然ボールは敵陣に入りません。

なので、ボールの後をインパクトしてボールの球体をなぞるように上に向かってスイングする。

こうすれば、台のエッジにラケットがあたることもなくスイングでき、しっ
かり敵陣に返球することが可能です。

なお、バックスイングは小さくし、ボールが来るギリギリまで取らないよう
にすることもポイントです。

こうすることで、サーブの『長短』を見極める時間を作ることができます。

以上が太田先生のアドバイスでした。

前回は相手の短いサーブからのストップを取り入れた戦術からの攻撃でした。

今回は相手の中間のサーブを台に当てずに振り抜くドライブで返球した後の4球目攻撃です。

私自身がナックルサーブ(相手が嫌がる)をよく使って攻撃するタイプなの
で、この中間サーブを意識して出しております。

ナックルサーブは、相手が嫌がり、返球されるボールは回転量が少ないので
スマッシュや強ドライブができるので、生徒さんには試合に勝つための引
き出しとして活用するように指導しております。

短いサーブは、台上のレシーブが上手なだと自由自在に何処にでも返球され
るので自分の攻撃をさせてもらえません!

ですから、中間サーブを練習して上手く使って試合を有利に進めましょう!

最後に思いつきましたのでお伝えします。

太田先生は中間サーブをドライブするとありますので、台からでると予想し
ての解説だと思います。

じつは、私もこの中間サーブは苦手でラケットが台に当たるのではないかと
思い、ついラケットを止めて失点をします。

これでは、勝てる試合も勝てないので生徒さんには判断の難しいボールは、
ドライブをやめて切れたツッツキを相手コートのエンドラインに向かって返
球し、相手のドライブを4球目攻撃する戦術を指導しております。

このように、ご自身の戦型にあった戦術を考えだすことが卓球の一番面白い
ところではないでしょうか。

そのあなたの戦型にあったアドバイスを探すことが大切だと思います。

戦術は、引き出しなので一つではなく、たくさんの戦術があっても良いのです!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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