武蔵野中学校の「考える卓球」より 第2回その1

今日も前回に引き続きジュニア卓球
マガジンのvol.8号に新しく連載され
た、武蔵野中学校卓球部監督太田康
仁先生の考える卓球第二回目をお伝
えさせていただきます。

【頭を使って技術を生かせ】
対戦相手が格上でも、考え方や戦術
次第で互角以上の戦いができる!

第二回目その1は、『レシーブ+4球
目を考える』です。

レシーブ+4球目攻撃がハイレベルな
理由とは?

前回のサーブ+3球目攻撃に続き、今
回はレシーブ+4球目攻撃について考
えましょう。

その前に、皆さんに認識していただき
たいことがあります。

それは、レシーブ+4球目攻撃は、サ
ーブ+3球目攻撃よりも難易度が高い
ということです。

というのも、サーブ+3球目攻撃は、
自分が出したサーブに対して相手が
どう対応するかを予測し、自分が行
う次のプレーの準備ができます。

一方でレシーブ+4球目攻撃は自分
からではなく、まず相手のサーブを
予測する必要がある。

つまり、『準備』から入らなければ
いけないのです。

そして、相手のサーブの種類の数に
応じて準備の数も増えていくわけです。

したがって、レシーブ+4球目攻撃は
、サーブ+3球目攻撃よりもあらゆる
ケースを想定しないと決める事は難
しいといえます。

とは言え、すべてのサーブを想定す
る必要はありません。

サーブの種類は、回転とコースを組
み合わせると無数にありますが、サ
ーブの『長さ』のみに絞って考えれ
ば『長い』『短い』『中間』の3パタ
ーンに分けられます。

この3パターンの対応を習得すれば、
実はレシーブ+4球目攻撃を成功させ
る確率は上がるのです。

それでは、具体的に考えてみましょう。

あくまでも目標は『ラリーで優位に』

そもそも、なぜ『レシーブ+4球目攻
撃』を狙うのか。

答えは=『得点を奪う』ためです!

では、その目標のために何をどうす
れば良いのか、前回と同様に目標➡︎
条件➡︎手段,戦術の順で考えていき
ましょう。

得点を奪うために第一に考えられる
のはレシーブする『2球目』で攻撃
することです。

しかし、これは条件が限られます。

条件とは、相手が『長いサーブ』を
出してきた場合です。

長いサーブに対して、レシーバーは
後陣で打球できるため振り抜いてス
イングできます。

従ってレシーブから強打ができるの
です。

しかし相手は、そんな事は百も承知
でしょう。

多くの場合、攻撃されないために短
いサーブを出し、サーブ+3球目攻撃
を狙っています。

そこで、今回のテーマ『レシーブ+4
球目攻撃』という目標が出てきます。

相手の3球目攻撃を防ぎつつ、こちら
が4球目攻撃に強打できるような返球
を誘うレシーブをして、4球目で得点
を奪う方法です!

しかし、4球目で得点を奪える可能性
は高くありません。

相手もある程度こちらの返球を予測
しているので、対応してくるからです。

ただ、4球目で攻撃ができていれば
ラリーの主導権はこちらが握ってい
るということになります。

4球目で得点できなくても6球目、8球
目で得点するチャンスだってできます。

ですから、『レシーブ+4球目攻撃』
とは、『4球目』で得点を奪うことで
はなく、『4球目』で自分が優位に立
っている状態を目指すことなのです。

その具体的な手段、戦術は、次回お
伝えします。

考えて欲しいのは、なぜ『4球目攻撃
』は難しいのか。

そして、なぜ『4球目攻撃』をするのか。

この2点を認識して練習に取り組めば
試合を優位に進める術が身に付き、4
球目攻撃に繋がる独自の方法も見つ
かるかもしれません。

ぜひ、じっくりと考えてみてください。

以上で、太田先生からの第二回目の
アドバイスを終わります。

少しはお役に立ちましたでしょうか?

自分がサーブを持って得点できなかっ
たとき、又は対戦相手と互角の勝負
をしている時に、もしあなたがレシ
ーブからの4球目攻撃ができれば試合
に勝てるかもしれないのです。

ぜひ、練習では3球目攻撃だけでなく
レシーブからの4球目攻撃も練習する
ようにしましょう。

次回は戦術パターン1についてお話し
をさせていただきますので、楽しみ
にしてください。

やはり、戦術を考えることは楽しい
と私は思います。

最後までお読み頂き有り難うございま
した。

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