武蔵野中学校の「考える卓球」より 第1回その1

今日はジュニア卓球マガジンの7月号に
新しく連載された、武蔵野中学校卓球部
監督太田康仁先生の考える卓球をお伝え
させていただきます。

あまり気がつきませんでしたが、考える
卓球と言うことを主眼において指導され
ている太田先生は30年連続で全国中学校
大会に道行くすばらしい指導者の方が連
載される記事を見て、私の指導する考え
る卓球に共感するものがありましたので
お考えをお借りして皆さんにお話しいた
します。

第一回目は、サーブ+ 3球目を考えるです。

なぜ戦術を練るのかそれを理解しよう!

あなたの最大目標は『試合で勝つ』こと
だと思います。

もちろん、技術を磨くことは必要です
が、試合に勝つには『技術向上』のほか
にも不可欠な要素があります。

それが『考える卓球』ということです。

自分の技術を最大限生かすには、考える
作業が重要なのです。

何をどう考えるかついては、目標→条件
→手段・戦術の順で思考を進めていく
と、分かりやすいでしょう。

最大の目標は試合で勝つ事で、そのため
には得点を奪う必要がある。

そして得点を奪うには? と順に考えて
いく。

まず第一の手段として考えられるのは、
サービスエースになります。

自分でコースやボールの回転を決定でき
るサーブで得点を奪えれば、それがいち
ばん手っ取り早いからです。

この考え方は、私の大先輩である愛知県
のピンテック代表の村瀬先生が言われて
いる、サーブは1球目攻撃である!と同
じです。

ただし、サービスエースは高い技術必要
とする上に実力の劣る場合に可能な得点
方法です。

相手が格上の場合や実力差がないと言う
条件では、難しいでしょう。

3球目で得点を奪うことがサーブ3球目攻
撃では無い!

今回のテーマであるサーブ+3球目攻撃
は、サブで得点を奪えなくても、相手の
体制を崩し、甘い返球を誘って3球目の
強打で得点するという方法です。

この攻撃では、自分が強打できるように
相手に返球させるサーブを出すことが鍵
になります。

ただ、この攻撃も相手の実力が上、ある
いは拮抗している条件下では簡単には決
まりません。

世界卓球の決勝戦などレベルの高い試合
において、3球目で得点が決まったラリ
ーがいくつあるでしょうか?

1試合の中で数えるほどしかないはずです。

ですから、また別の特典方法を考えなく
てはなりません。

そこで今度は『3球目でラリーの主導権
を握る』という目標が生まれます。

これは3球目で得点という『サーブ+3球
目攻撃』ではなく、サーブ+3球目で有
利な状況作り『ラリーの主導権を握る』
ことが目標です。

3球目で自分が優位に立ち、相手に強打
を許さなければ5球目で再び攻撃が可能
になる。

それがラリーの主導権を握ると言う意味
です。

今回からの太田先生の解説は長いので2
回または3回に分けてお伝えしていきま
す。

次回お届けするのは、サーブ+3球目攻
撃の具体的な手段、戦術のお話です。

ただし、ボールの回転やコースに対する
相手の反応は太田先生の経験に基づく予
測に過ぎません。

実戦では当然相手が予想とおりに動くと
は限らないからです。

ですから、自分であらゆる状況を想定し
戦術パターンを考えてみてください。

考えることこそが【卓球】と言うスポー
ツの面白さなのです。

いかがでしたでしょうか?

私は本日この記事を見て驚きました。

何故かと言えば、太田先生と私と年齢も
近く愛知県と私三重県が同じ地区だから
です。

そして太田先生の指導する考える卓球
は、私が高校時代自分ひとりで考えなが
らやってきた卓球だからです。

今でも私は高校生や生徒さんに伝えてい
ることがこの考える卓球です。

特に高校生には、試合で卓球台に向かえ
ば同じ高校生の相手が1人で自分もひと
りである。

指導してくれる先生はそこにはいません。

だから、いつも自分で考えて勝つ事が大
事であり、そのためには日ごろの練習か
ら自分で練習メニューを考える癖をつけ
ることが大事であると言っております。

指導してくれる先生よりも、もう1人の
自分がいつもそばでコーチをしてくれる
ようにした方が大きな大会になればなる
ほどいい試合ができると思います。

先生がいないときのことを考え自分で自
分を見る力をつけてほしいと思います。

次回は戦術の解説の2つのパターンを話
したいと思います。

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