「得意ワザ封じ込め法」で勝つ方法とは?

よっしゃー!

ゲームセット 3対2で清水君の勝ちです。
ありがとうございました。(m m)

これは、先月開催された地元のオープン試合の出来事です。
試合で声を出して戦ったことは30年前の大学生以来の出来事でした。

試合後、後ろで応援をしてくれた仲間たちが一斉に「すごいね」 「よく勝てたね」と口々に言ってくれました。

でも、私にはそんなことを言われてもピン!ときませんでしたが、一人の仲間があの人は昨年度のベスト4の選手なんだよと言われて、やっと分かりました。

試合を見ていない友人には、「どうして勝てたの」と聞かれましたが、たぶん、負けてくれたのではないのかなと答えました。

それでは答えにならないと何度も聞くので、仕方なく試合の流れと逆転勝ちした、ある方法を使ったことを説明しました。

そうなんです今回のオープン試合は5人でリーグ戦を行い、1,2位がトーナメントに参加できる形式の試合でした。

そのため、普通の試合と違い組み合わせ表も違っており昨年度ベスト4の選手と当たるとは思っておりませんでした。

実際、ゲーム前のロング打ちから当てることも難しいくらいすごく速い球が来るので上手な人だな、きっと、自分は3-0で負けると思っていました。

だって、自分は今年の4月から地元のクラブに入会して週1回の練習を2ヶ月しただけで、その練習といえば、球の速さに慣れること、攻撃パターンを1つか2つ覚えることとレシーブ練習をすることで試合ができる状態ではなかったんだよ。

僕は、長年にわたり母校の女子高校生やママさんをボランティアで教えていたので、打ちやすいボールを返球することが体に染みついており、攻撃をすることなどあまりしたことが無かったし。

さらに、練習時に試合をしても早いサーブに体が反応しない、レシーブは相手の打ちやすい返球になってしまうし、攻撃がなかなかできないなど課題がたくさんあったんだよ。

そのような状態で望んだ1セット目から1点を取ることが難しくて、相手はサーブを出してもレシーブが上手で攻撃をかんたんにさせてもらえず、レシーブは甘い返球のため3球目ドライブスマッシュを打たれ、防戦一方でかんたんに負けてしまったんだ。

2セット目に入って、少しは攻撃の早さに慣れサーブの変化もわかるようになったけれど、まだまだレシーブが甘いので自由自在にスマッシュ攻撃をされ、とても悔しかったよ。

でもね、いくらシード選手でもスマッシュが全て入るわけではないものね、特に自分が「あっ!しまった」と思ったレシーブボールに対しては、逆に上手な選手ほどスマッシュミスすることがわかったね。

自分も1セットくらいは取りたいと思っていたし(悲しい過去のプライド)攻撃されてばかりでは試合にならないから、自分の体の近くに来たレシーブの甘いボールだけは思い切りスマッシュするようにはしたけれど練習不足だから入らないね(笑)。

それと、レシーブではツッツキを普通に返球するボールに切ったボールを混ぜて返球したら、やはり相手は少しミスをしてくれたので7ポイント取ることができたよ。

いよいよ、勝負の3セット目、レシーブからのスタート。私は最初のツッツキを相手の得意とするバック側へ「ワザと浮かせて、必ずスマッシュするボール」を返球して相手がそのボールをどのコースへ打つかを見ていたんだ。

取りに行ってはダメだよ!相手も最初のポイントをスマッシュで決めて調子に乗っているから、2球目も同じサーブを出してくるだろうと予測して1球目と同じようにバック側へスマッシュが打ちやすボールを返球したんだ。

ここからが、大逆転への始まりだと相手は思っていないので、回り込んでバッククロスへスマッシュ攻撃をしてきたんだ。

この2球目は1球目のスマッシュのコースを見ていたので、そのコースへ早目に動いてブロックしたんだ。やはり取れなかったけれど、これで得意とするコースが読めたので「イケる!」と思った。

この後のサーブでは、1・2セット目の時とは違って自分の打ちやすい所にレシーブが来るサーブを使って、攻撃できるときにはスマッシュを打ち、できないときには相手の苦手とするフォアへ繋いでから攻撃に移れるようにしたんだ。

この戦法が当たって、念願の1セットを取ることができて、本当に良かったと思ったね。

そして、4セット目前半までは相手のシード選手も余裕があったけれど、私の仕掛けた戦法で流れが変わったので簡単に4セット目が取れてビックリだったよ。

でもね、この状況になるとシード選手は大変だね。負けるわけにはいかないからね。

しかし、一度試合の流れが変わってしまうと精神的にダメージが大きく、修正するのが大変だったと思うよ。

逆に私は練習もしていないし、久しぶりの試合で負けても恥じることもないし、むしろ昔の友達に会えるので楽しみに来たのだから精神的にも楽だからね。

2対2で迎えた5セット目に入っても流れが私の味方をしてくれて、相手は焦って難しいボールに手を出して攻撃をしてきたけれど、焦ると打ち方に「タメ」が無いので打ってもミスをするばかりで、私はあえて積極的に攻撃をする必要もなく、見事大逆転勝利を収めたんですよ!

私がいつも指導する場合、自分より実力が上の選手と対戦する時は自分の強い技術と相手の弱い技術で試合をすれば、勝てる可能性があるとアドバイスしています。

でも、今の試合はその逆で相手の強い技術と試合をする方法をとったけれど、普通はアドバイスしません。

この「相手の得意とする攻撃をあえて打たせて、その攻撃を逆に自分のポイントにする」戦術はとてもリスクのある方法なので実力の離れた強い選手に勝つ方法としては、効果的な戦術であり戦略であると思うよ。

一度、君もためしてみなよ。

あっ! 言い忘れたけれどこの戦略を使うには、それなりの攻撃や守備の技術と試合中でも臨機応変に対応できる能力が無いとダメだからね。

じゃあ、頑張って! 自分の卓球を楽しむことを忘れずにね・・・・

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